今日は、血液を浄化する。
最近はトマトジュースばかり飲んでいる。
ラーメンもトンカツも食べていない。
だから私の血は
きっと綺麗なはずだ。
血液浄化のフィルターに
ラードや背脂がこびりつくことも
ないだろう。
しかし
AGELESS MANにとって
血液を綺麗にすることは必要不可欠だ。
目的は
悪玉コレステロールを減らすことだけではない。
老化研究の世界では
- aging factor
- inflammatory factors
と呼ばれる物質が存在すると考えられている。
これらを除去することが
老化防止に有効ではないか。
という考え方だ。
その昔
中国の絶世の美女
楊貴妃は
晩年その美貌を維持するために
初産の臍帯血を飲用したと言われている。
もちろん
伝説の域を出ない。
しかし現代でも
似たような話は存在する。
1990年代
アメリカ・カリフォルニア州で
あるバイオベンチャーが誕生した。
若者の血液を買い取り
その血漿を輸血する。
というサービスだ。
ハリウッドのセレブたちが
こぞって治療を受けた。
会社の名前は
Ambrosia
16歳〜25歳のドナーの血漿を
2リットル8000ドル
で販売していた。
当然
社会問題になった。
and
FDA(アメリカ食品医薬品局)
が警告を出す。
この治療は
有効性が証明されておらず
安全とは言えない。
この警告の後
Ambrosiaは
サービス提供を停止した。
若い血を入れると若返る。
これは完全な都市伝説
というわけでもない。
スタンフォード大学では
若いマウスと老いたマウスの血管を接続する
という実験が行われた。
result
若い血液が流れ込んだ老年マウスは
顕著に若返った。
ハーバード大学では
若い血液の中に存在する
GDF-11
という因子が
- 心臓
- 筋肉
の老化を改善する可能性を報告した。
しかし
2013年
研究は意外な方向に進む。
若いマウスの血液を
老年マウスに単純に注射しても
期待した若返り効果は出なかった。
では
なぜ若返ったのか?
研究チームは
逆の実験をした。
老年マウスの血液を
若いマウスに注射したのだ。
結果は衝撃的だった。
若いマウスは
急速に老化した。
まるで
浦島太郎が玉手箱を開けたように。
つまり
若い血が若返らせたのではない。
老いた血が老化させていた。
という可能性が出てきた。
2020年
カリフォルニア大学とスタンフォード大学はほぼ同時に
血漿中の老化因子を除去すると若返り効果がある
というマウス実験結果を発表した。
日本でも慶應義塾大学が
老年血液に存在するCCL11という因子が
神経再生を阻害することを発見している。
Blood purification therapy
話を戻そう。
今日私が受ける治療は
Double filtration plasma purification therapyThat is the case.
3時間かけて全身の血液を体外循環させる。
- 赤血球
- 白血球
- リンパ球
- 血小板
などの血球成分はそのまま残す。
血漿だけを分離し
特殊なフィルターで濾過する。
日本では自己免疫疾患の治療として
保険診療でも使われている。
暴走した免疫や異常な因子を除去する治療だ。
専門のスタッフが機器をセットアップする。
治療開始。
しばらくすると廃棄袋に奇妙な塊が溜まっていく。
ラーメンを食べていないのに
まるでラードや背脂のような脂の塊。
フィルターはおぞましい色に変わる。
筋トレするとき
筋肉に話しかけると効果があるらしい。
部下の筋トレマニアがそう言っていた。
だから私は
旭化成製の精密医療機器に話しかけることにした。
「Goodbye, aging factor.」
AGELESS NOTE
老化因子とは何か
近年の研究では血液中には
- 炎症性サイトカイン
- 老化細胞由来物質
- CCL11
など老化を促進する因子が存在する可能性が示されている。
これらを除去することが
老化研究の新しいアプローチになっている。

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AGELESS MAN、身体を再生する
次のテーマは幹細胞。
人間はどこまで再生できるのか。
AGELESSプロジェクト、次の段階へ。
*The treatments described in this blog were determined based on the diagnosis of multiple specialist physicians, not on the patient's own wishes, taking into account the patient's BMI of 27, blood pressure of 180/120, fatty liver, pre-diabetes, metabolic syndrome, and chronic generalized pain.
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