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THE AGELESS MAN

THE AGELESS MAN / Episode 13 – 孤独という最強の老化因子

老化の原因は
糖化
• 酸化
• 炎症

そう言われている。

だが最近

それよりも強いものがあると
私は確信している。

それは孤独だ。

2014年
ウィーンで発表された研究では

孤独が
テロメアの短縮を促進する

つまり

孤独が急激な老化を引き起こす
ことが示唆されている。

これは理屈ではなく
現実だ。

定年後
急激に老ける人。(特に男性)

配偶者を亡くし
その後を追うように衰える人。(特に男性)

私は
何度も見てきた。

そして昨日

私はそれを自分で体験した。

予定していた会食がキャンセルされた。

理由は相手の都合。

仕方がない。

だが

問題はそこではない。

私は
一人になった。

いつもなら
近所の先輩が誘ってくれる。

彼は私と同じ
「飲むより食う派」だ。

食事の後に

高級イタリアンの
デザートワゴンに行くか

朝5時までやっている
チャーシュー麺専門店に行く。

あるいは

両方だ。

体型も似ている。

入会金300万円のジムに私と一緒に入ったが

一度も行っていない。

つまり

気が合う。

だが最近は

私の若返りミッションを気遣い

デザートもラーメンも
控えてくれている。

そして昨日

私は別の会食があったため

その先輩の誘いを断ってしまった。

しかし…会食はキャンセルされた。

断った相手に、しかも先輩に、
都合よく

「やっぱり行きましょう」

とは言えない。

そして気づく。

私は…仕事しかしてこなかった。

チームはいる。
利害関係者もいる。

だが

ふと予定が消えたとき
• 話し相手
• ふらっと飯に行く相手

が思いつかない。

…孤独だ。

しかしその日は

フコキサンチノールとNMNで
頭が冴えていた。

何かしたい。動きたい。

部下で飲み友達の沖田に電話する。

出ない。

そりゃそうだ。
金曜日だ。

彼は若者だ。

私は上司、野暮な誘いはやめよう。

そして
なんとなくYouTubeを開いた。

地獄だった。

K-POP
三笘のドリブル
ギターの達人EVHの完全コピー
都市伝説
地底人
宇宙人

無限のループ。
気持ちいい。抜け出せない。
堕落、放埒、逃避

主体性と、創造性が溶けていく。

引き寄せの法則のスピ動画
がループから抜け出すきっかけを作る。

「感謝が成功を引き寄せる」

嘘つけ。

ポルシェを買った30代のサラリーマンが言った。

感謝と引き寄せの法則でポルシェを買うことができた。と

笑止!!

私は言ってやった!
それは引き寄せではない。

信販会社の与信判断だ。

気づいたら
2時間経っていた。

我に返る。

何かしないと…。
しかしやることがない。

外に出る。

雨か?

傘は持たない。

霧雨。
そのまま歩く。

コンビニに入る。


髭剃り
ナッツ

そして

スナック菓子
チョコ
コンビニスイーツ

「少しだけ」

袋を2つ持って出る。

雨が強くなる。

濡れながら帰る。
少し…センチな気持ちになる。

家。

テレビをつける。
…ネットフリックス

女2人組の殺し屋映画。

どうでもいい。
学びも、感動もない娯楽映画

だが見てしまう。

そして
気づく。

私は
殺される側のモブキャラに
感情移入している。

だらしない男。
命乞いをする男。
誰にも同情されない男。

それが
自分に見えた。

孤独。
雨。
暗い部屋。
モブキャラの断末魔

スナックに手が伸びる。

一口。二口

止まらない。

気づいたときには
• 袋菓子1袋
• チョコ菓子完食
• ナッツ完食

塩分過多。
糖分過多。
努力台無。
孤独の前にマンジャロ敗北。

気持ちも
最悪。

思う。

孤独な老人は
こうやって

人生を早送りで終わらせるのか。

0時を廻ったその時
電話が鳴る。

先輩だ。

「何してるんですか?チャーシュー麺でも食べに行きません?」

「笑 すみません。お腹いっぱいです。」

電話を切ったあと

涙が出てきた。
デブでもいい。友達がいれば。

孤独は悪ではない。
孤独は人を育てる

という人もいる。
賢者の言葉
成功者の言葉だ。

だが

私のような人間には

死に至らしめる毒だ。

AGELESS NOTE

孤独は“病気”である可能性

孤独は心理状態ではなく

  • 炎症反応
  • コルチゾール上昇
  • テロメア短縮

など
生物学的変化を引き起こす。

つまり

孤独は
老化を加速させる“疾患”に近い状態

と考えることもできる。


NEXT EPISODE

AGELESS MAN、
ケビンコスナーとアルパチーノ
どっちも正解だろ?

老化を止めるには

運動でも
食事でも
薬でも足りない。

必要なのは

自分らしさの確立

※本ブログで紹介されている治療の内容は、bmi27でかつ血圧180/120、脂肪肝、糖尿病予備軍、メタボリック症候群、慢性的な全身疼痛の状況を鑑み、本人の意思では無く複数の専門的な医師の診断に基づき決定されています。

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山ノ内 辰二

山ノ内 辰二

AGELESS編集長/5Star Medical Club CEO

年齢は、ただの数字だ。制限ではない。 Age is just a number — not a limit. 医療は、病気を治す時代を終えようとしている。 次に人類が挑むのは——老化そのものの終焉だ。 感染症、循環器疾患、がん。 人類はこれまで「死因」と戦ってきた。 しかしこれからは、「死因を生む根本原因」に挑む時代になる。 それが 老化 だ。 臓器をiPS細胞で作る未来、意識を別の身体へ移す未来。 それらはやがて現実になるだろう。 だが私は、50年先の夢ではなく今この瞬間に始められる革命に賭けている。 老化は時間ではない。 細胞が受け取る「老化の命令」である。 もしその命令を遮断できたなら—— 老化は宿命ではなく、選択肢になる。 私はこの思想を Biohacking と呼ぶ。 「生物は必ず老いる」 それは科学ではない。思い込みだ。 自然界には、老化しない生物が存在する。 一定年齢で若返りを始め、老化と再生を繰り返しながら生き続ける生命が、現実に存在している。 人類だけが例外である理由はない。 人類の進化は、もはや数万年単位では起きない。 半世紀単位で起きている。 私たちはすでに身体能力を拡張してきた。 車を手足のように操り、AIを使い、テクノロジーと融合している。 ならば次は、生物学そのものをアップグレードする番だ。 私は、老化という共通プログラムを拒否する人のために AGELESS プログラムを構想し、 先進医療の情報発信と連携医療機関からの依頼に基づく会員サポートを行う「5 Star Medical Club」を設立した。 5 Star Medical Club は医療機関ではなく、 各連携クリニックからの依頼を受け、 会員の健康管理支援、医療予約の調整、メディカルケースワーカーによる伴走支援を行う会員制クラブである。 医療行為および診療の最終判断は、各医療機関が責任をもって実施している。 WEBマガジンAGELESSでは、 最先端アカデミア、革新的な医療、そして私自身が AGELESS MAN として老化に反逆する過程を公開していく。 これはSFではない。 未来でもない。 革命は、すでに始まっている。

  1. THE AGELESS MAN / Episode 16 – プロジェクトの現在地 – episode6から15を振り返る

  2. THE AGELESS MAN / Episode 15 – iPSというタイムマシーン

  3. THE AGELESS MAN / Episode 14 – ケビン・コスナーとアル・パチーノ どっちも正解だろ?

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