ウニを
人類史上、最初に食べた人間は
どんなやつだったのだろう。
あの見た目。
あの触感
初めて見たとき
普通は食べない。
人類の本能として
食べるべきものは美味しそうで
食べてはいけないものは不味そうに見える。
そういう生物学的プログラムが
組み込まれているはずだ。
だが
それを無視して
ウニを食べたやつがいる。
そして気づいた。
めちゃくちゃ美味い。
そいつは賢者か?
あるいは
バカか?
きっとバカだ。
頭が悪いという意味ではない。
私と同じ種類のバカだ。
リスクに対するセンサーがぶっ壊れている。
25歳を過ぎたころから
人は老化する。
それ以前は違う。
進化している。保っている。
完全体になるために
完全体を維持するために
消化菅
血球
は数日で新しい細胞組織に入れ替わる。
皮膚
肺
肝臓
は数週間〜数ヶ月。
骨や筋肉は
数年単位で更新される。
古い細胞はアポトーシス(自滅)
遺伝子に組み込まれた機能で
自ら消える。
壊れた細胞は
免疫が検知し
炎症で除去する。
つまり
完全な状態を維持する仕組みがある。
しかし、
それは加齢とともに止まる。機能しなくなる。
歳を取ると
このシステムが
少しずつ機能を自ら停止する。
- 自滅しない細胞
- 作られない新しい細胞
恒常性を維持するスイッチが
オフになる。
まるで
閉店時間のレストラン。
端から照明が消えていく。
最後は
真っ暗。
蛍の光。
人生の閉店だ。
よく言われる。
食事が悪い
運動不足だ
ストレスだ
違う。違うんだ。
全然わかってない。
それは
プログラムだ。
あらかじめ
時間が来るとオフになるように
設計されている。
遺伝子の一部が読めなくなる。
そういう、老化のプログラムによって
人は一様に老化する。免れることはできない。
しかし、人類は今
このプログラムを
ハッキングしようとしている。
ハッキングして書き換える。
リプログラミング。
「バイオハッキング」
そう呼ばれている。
アプローチはいくつかある。
① 遺伝子の再起動
メチレーション(読めない状態)を解除する。
- 脱メチル化
- アセチル化
- HDAC阻害剤
- タウリンなど
② miRNA
これが面白い。
miRNAは
遺伝子のスイッチを制御する。
どのタンパクを作るか
どの細胞を動かすか
命令している遺伝子を制御する。
2000種類以上!
それはエクソソームに入っている。
エクソソームはまるで
USBメモリー。
細胞に挿さる。
情報を流す。
分化が変わる。
分裂が変わる。
単体でも作用する。
組み合わせれば
無限通りの作用を作り出す
エクソソームの機能は数ではない。
中身だ。
つまり
ドナーの質。
若い
健康
正常なmiRNA
それを選ぶ。
- 臍帯血
- 羊膜
- iPS
それら由来のエクソソーム。
これを入れる。繰り返し入れる
何度も。
そして、
オフになってしまったスイッチを
全部押す。
恒常性プログラムを
叩き起こす。
タワマンのエレベーターの全階
躾の悪いガキが全部押すあれだ。
押して
押して
押しまくる。
turn on
turn on
turn on
and on!!!
どうなってもいい。
リスク説明も聞いた。
論文も読んだ。
同意書も書いた。
文句は言わない。
その結果に異議申し立てはしない!
これは
人体実験ではない。
神のプログラムへの挑戦だ。
■ 結論
私はバカだ。
だが
ウニを最初に食べたやつも
きっと
バカだった。
それが人類の食卓を豊かにした。

AGELESS NOTE
老化=プログラム仮説
老化は単なる損耗ではなく
遺伝子発現の制御異常
として説明される。
- メチレーション
- ヒストン修飾
- miRNA
これらが
“読める状態”と“読めない状態”を
切り替える。
つまり
老化とは
設計図の読み取りエラーである。
NEXT EPISODE
AGELESS MAN、限界を越える
スイッチは押した。
だが
人間には限界がある。
それを超えたとき
何が起きるのか
次回
やりすぎた代償
※本ブログで紹介されている治療の内容は、bmi27でかつ血圧180/120、脂肪肝、糖尿病予備軍、メタボリック症候群、慢性的な全身疼痛の状況を鑑み、本人の意思では無く複数の専門的な医師の診断に基づき決定されています。
【前後の記事】

コメント