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THE AGELESS MAN

THE AGELESS MAN / Episode 12 – 脳は若返るのか

人はどこから老いるのか。

顔か。
筋肉か。
血管か。

違う。

私は思う。

脳だ。

カリフォルニア大学帰りの天才脳外科医から聞いた。

若いネズミの脳と、年寄りのネズミの脳を入れ替える実験をしたことがあると。

結果、身体の若さがそのまま入れ替わった。
つまり若い脳を移植した老いた体はみるみる若返り、年寄りの脳を移植した若い体は一瞬で老化した。

その実験結果が証明している。

朝起きたとき
すでに疲れている。

何もしていないのに
だるい。

やるべきことはわかっている。

だが

やる気が出ない。

若い頃は違った。

とりあえずやる。
深く考えず動く。
無茶もできる。

今はどうだ。
まず考える。

そして
やめる。

人はこれを
「大人になった」
と言う。

違う。

脳が老化しただけだ。

脳の老化とは何か。

記憶力の低下?
集中力の低下?

それもある。

だが本質は違う。

意欲の低下だ。

やる気が出ない。
動きたくない。
面倒くさい。

これが

最も危険な老化だ。

私はその日
完全にやられていた。

全身が重い。

いや違う。

地面と同化したい。
泥のように沈みたい。

目尻が下がる。
口角が下がる。

…何もしたくない。

これが
脳の疲労だ。

塚田院長が言う。
「脳が落ちてますね」

そのとき選ばれたのが

ラー油の点滴。
フコキサンチノール。

オレンジ色。

完全にラー油だ。

だが中身は
炎症制御の塊。

血管内の炎症を抑え
老化シグナルを遮断し
がん幹細胞のアポトーシスを促す可能性。

新兵器だ。

つまり

脳のノイズを消す。

そしてもう一つ。

NMNの吸入。

NMN。

ハーバードの
David Sinclair

そしてワシントン大
今井眞一郎

彼らが証明した。
若返りの鍵。

だが
私は正直思っていた。

効いているのか、これ?

サプリを飲んでいた。

だが
わからない。
疑い深い私に催眠術は効かない。
(美女の前で赤ちゃんになる催眠術だけはすぐにかかる)

私にプラシーボ効果は通用しない。

理由は明白だ。

量が足りない。

マウス実験
300mg/kg

人間換算
約1600mg/日

市販サプリ多くて300mg?

話にならない。

では点滴か?

それも違う。

点滴は速い。

だが

流れて終わる。

ここで一つの論文。

NMNを

視床下部に
ごく少量投与。それも一回だけ

結果

持続投与より効く。

つまり

脳に効かせろ。

吸入開始。

喉が少し痛い。

正直、気持ちよくはない。

20分。

そして…終わる。

次の瞬間…変わる。

だるさが消える。
疲れが消える。
眠気が消える。

頭が冴える。

フコキサンチノールは



背中

全ての重さを消す。

そして私は

最強になる。

思考が回る。

仕事
財務
組織
戦略

そしてなぜか

ホルムズ海峡
グローバリズム
ニューワールドオーダー

考えすぎだ。

だが

確実に言える。

脳が戻った。

そして気づく。

意欲は

食欲に直結する。

結局

若さとは何か。

肌か?
筋肉か?
血管か?

違う。

脳だ。

脳が若ければ
人は動く。

動けば
人生は回る。

止まれば
老いる。

私はそれを取り戻した。

AGELESS NOTE

脳の老化とは何か

脳の老化は
単なる記憶低下ではない。

• 意欲低下
• ドーパミン低下
• 視床下部機能低下
• 慢性炎症

これらが複合的に起こることで
「動けない状態」が生まれる。

NMNは

NAD+を介して
• ミトコンドリア活性
• 神経機能
• 視床下部制御

に関与する。

重要なのは

どこに効かせるか。

そして

炎症を抑えること。


Next Episode

AGELESS MAN、孤独に敗北する

身体は整った。
脳も戻った。

だが

一つだけ

どうにもならないものがあった。

孤独。
それは

最も静かで
最も強い老化因子。

次回
孤独という最強の敵。

※本ブログで紹介されている治療の内容は、bmi27でかつ血圧180/120、脂肪肝、糖尿病予備軍、メタボリック症候群、慢性的な全身疼痛の状況を鑑み、本人の意思では無く複数の専門的な医師の診断に基づき決定されています。

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山ノ内 辰二

山ノ内 辰二

AGELESS編集長/5Star Medical Club CEO

年齢は、ただの数字だ。制限ではない。 Age is just a number — not a limit. 医療は、病気を治す時代を終えようとしている。 次に人類が挑むのは——老化そのものの終焉だ。 感染症、循環器疾患、がん。 人類はこれまで「死因」と戦ってきた。 しかしこれからは、「死因を生む根本原因」に挑む時代になる。 それが 老化 だ。 臓器をiPS細胞で作る未来、意識を別の身体へ移す未来。 それらはやがて現実になるだろう。 だが私は、50年先の夢ではなく今この瞬間に始められる革命に賭けている。 老化は時間ではない。 細胞が受け取る「老化の命令」である。 もしその命令を遮断できたなら—— 老化は宿命ではなく、選択肢になる。 私はこの思想を Biohacking と呼ぶ。 「生物は必ず老いる」 それは科学ではない。思い込みだ。 自然界には、老化しない生物が存在する。 一定年齢で若返りを始め、老化と再生を繰り返しながら生き続ける生命が、現実に存在している。 人類だけが例外である理由はない。 人類の進化は、もはや数万年単位では起きない。 半世紀単位で起きている。 私たちはすでに身体能力を拡張してきた。 車を手足のように操り、AIを使い、テクノロジーと融合している。 ならば次は、生物学そのものをアップグレードする番だ。 私は、老化という共通プログラムを拒否する人のために AGELESS プログラムを構想し、 先進医療の情報発信と連携医療機関からの依頼に基づく会員サポートを行う「5 Star Medical Club」を設立した。 5 Star Medical Club は医療機関ではなく、 各連携クリニックからの依頼を受け、 会員の健康管理支援、医療予約の調整、メディカルケースワーカーによる伴走支援を行う会員制クラブである。 医療行為および診療の最終判断は、各医療機関が責任をもって実施している。 WEBマガジンAGELESSでは、 最先端アカデミア、革新的な医療、そして私自身が AGELESS MAN として老化に反逆する過程を公開していく。 これはSFではない。 未来でもない。 革命は、すでに始まっている。

  1. THE AGELESS MAN / Episode 16 – プロジェクトの現在地 – episode6から15を振り返る

  2. THE AGELESS MAN / Episode 15 – iPSというタイムマシーン

  3. THE AGELESS MAN / Episode 14 – ケビン・コスナーとアル・パチーノ どっちも正解だろ?

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